夏の志賀高原に来るなら、石の湯のホタル鑑賞は抑えたいスポットの一つ。
志賀高原のホタルは日本一ずくめだからです。
志賀高原のホタルについて
志賀高原のゲンジホタルは日本一が3つ!
・発生地の標高が日本一
・成虫の発生期間が日本一
・幼虫の上陸期間も日本一
よって、標高1650mという涼しい気候で、日本一長い間ホタル鑑賞ができるのです。
ホタルが見れる期間:5月末〜8月上旬 見ごろの期間:7月上旬~8月中旬
また養殖ではなく完全に天然のホタルというのも特徴。
数は養殖している有名地より少ないかもしれませんが、自然な光を楽しむことができます。
なぜそのような高山帯でホタル鑑賞ができるのかというと、近くの温泉が川に流れ込んでいるため、川の水が冷たくなりすぎず、ホタルの生育を助けているからだそう。
山の中でのホタル鑑賞は、その気候と運が良ければ星空も一緒に楽しめる場所となっています。
石の湯ホタル鑑賞場所の行き方について
志賀高原のホタル鑑賞場所は、国道292号線沿い、木戸池と熊の湯の間にあります。
7月上旬~8月中旬は誘導員がいますので、駐車場に停めてホタルの鑑賞場所まで徒歩で移動します。
片道10分くらい歩きます。行きは緩やかな下り坂、帰りは上り坂ですので、小さなお子様連れですと少し遠いかもしれません。
道中や鑑賞場所は、ホタルの光の邪魔をしないために暗い光だけ灯っています。
足元が危ないのでサンダルではなくスニーカーが無難です。
志賀高原のホタル観賞に最適な宿泊場所・ホテルは?
ホタルの観賞地が目の前なのは石の湯ロッヂ・石の湯ホテルさん、圏内で近いのは幸の湯さんです。
ただ週末などはかなり人が行き来しているので少し騒がしそう。お子様連れや徒歩が難しい方はこの目の前のホテルがオススメ。
ほかの方は近隣のホテル(木戸池ホテルなど)の送迎付プランか、自力で向かうのが良いかもしれません。
渋温泉のヤマト屋さんや奥志賀のグランフェニックスさんという少し遠い場所でも送迎をしているようでした。他の観光地と組み合わせる旅行プランも面白いかもしれませんね。
ホテルの送迎車ですと一般駐車場より少し奥まで入れるため、歩く距離が少なくなります。
ホタル鑑賞の注意事項は?
1)写真撮影許可期間以外の撮影は禁止されています。
写真撮影が許可されている期間
【期間】8月上旬~8月下旬 【時間】午後8時30分以降
2)ホタルに触れたり、採集の禁止
3)人工的な光の禁止
懐中電灯やLEDライト、フラッシュ、スマホの光など
ホタルは光で会話をするため、人工の光があると一斉に光るのをやめてしまうためです。
4)川の中へ入ったり、川に近づきすぎない
5)虫除けスプレーの禁止
ホタルは「虫」です・・
6)ペットの連れ込みの禁止
となっています。気をつけて、ホタル鑑賞を楽しみましょう。
標高1650m、ホタル鑑賞の気候と服装は?
ホタルの鑑賞地は山の中。だいたい平地より10度ほど気温が下がります。
7月下旬に訪問した時は、18度くらいと心地よい気候で、半袖〜薄い羽織りものがあれば良さそうでした。もう少し気温が低い日もあると思いますので、上着を持参するのがおすすめです。
また、山の天気は変わりやすいので突然の雨ということもあります。
こまめに天気予報をチェックして向かいましょう。
訪問時間は、日が暮れて20時〜21時ごろが一番活発に見られます。
【近隣の天気予報】
志賀高原の山の駅(蓮池)1559mの天気 てんきとくらす webサイト
志賀高原のホタル訪問情報
2021年7月23日20時 鑑賞してきました。たくさん飛んでいましたが連休で人もたくさんいました。
2021年6月21日20時 交通整備もまだなので、近くまで車で行けます。ホタルはすこーしだけ飛んでいました。見に来る人はチラホラで、人も少なくこれはこれで風流です。
2022年7月21日20時 大雨の後でしたが多くの蛍を見ることができました。